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脂肪肝とは? No,002 脂肪肝とは?
ティエス調剤薬局グループのコラム、2回目は、みなさんが一度は聞いたことがあるかもしれない「脂肪肝」です。
脂肪肝は、メタボリック症候群の主犯格と言われ、食生活の欧米化や日々の運動不足が引き起こす生活習慣病や肥満の顕著な症状として身体に表れます。
どんな病気なのか、予防策はどんなものなのかよ〜く読んで、是非日頃の健康的な生活に役立ててくださいね。

どんな病気?

肝臓に脂肪がたまり、肝臓が正常に働けなくなってしまう病気です。特に最近は脂肪肝と診断される方が急激に増えており、なんと、国民の成人男性の10人に1人、女性の30人に1人が脂肪肝になっていると言われています。成人した人限定でこの数字、少し怖いですね。健康診断や人間ドッグのときに偶然発見されることが多く、血液検査や超音波、CT・MRIといった画像診断、肝生検などによって診断されます。自覚症状は無症状の場合も多いようですが、主には食欲不振、腹部膨満感、疲労感、右上腹部痛などが挙げられます。脂肪肝の程度が強くなると黄疸、むかつきを認め、全身倦怠感が強くなります。「沈黙の臓器」といわれる肝臓らしく、はっきりとした体調の悪化を自覚したときには手遅れのこともある、恐ろしい病気の一つです。

原因は?

主な原因はアルコール・肥満・糖尿病です。最初の2つが原因の70%を占めています。みなさんは、脂肪肝といえば、お酒の飲み過ぎ!というイメージがあるかもしません。私はそんなにお酒を飲まないから…。と安心している方も多いかもしれませんが、最近はアルコール性の脂肪肝は減少傾向にあり、非アルコール性脂肪肝への警戒が必要とされてきています。もともと日本人は脂肪を貯めこみやすい体質だといわれており、そのうえ不規則な生活、脂肪や糖分の多いバランスを欠いた食事、運動不足などの生活習慣が非アルコール性脂肪肝の原因と考えられています。お酒だけでなく、是非とも食生活のバランス、整っているか再確認してくださいね。

どんな症状があるの?進行するとどうなるの?

肝臓は、栄養素の代謝・エネルギーの貯蔵・有害物質の解毒作用・胆汁酸の生成・体温の維持など、人が生きていく上でとっても大切な働きを担っています。脂肪肝になるとこれらの働きを十分に果たせなくなってしまい、身体の機能に様々な支障をきたしてしまう上、脂肪肝が進行すると、慢性肝炎・肝硬変・肝臓がんへと移行する可能性があります。だからこそ脂肪肝のうちに治療するということが、とても重要なのです。下の項目で、予防法などを記載しています。是非参考にしてください。

脂肪肝の治療法と予防法。

脂肪肝とは? 【お酒は飲んでいいの?】アルコールが原因の場合は禁酒(不可能な場合は極力控える)、肥満が原因の場合は運動と食生活改善による減量、糖尿病が原因の場合は糖尿病の治療を行ないます。アルコールは血液検査の項目「AST,ALT,γ-GTPなど」の数値が正常範囲になるまで控えましょう!
【運動は?】短時間で激しく汗をかくような運動では脂肪が燃焼されにくいのでウォーキングや水泳など長時間続けられるものが適しています。1日30〜60分程度の運動を毎日、難しければ最低1日おきに続けましょう。継続は力なり!
【食事は?】量を今までの4分の1程度減らし、バランスの良い食事を心がけましょう。米や麺類などの糖質、バターなどの脂質の摂取を控え、肉や魚、豆類などの良質なたんぱく質の食事をとることが基本とされています。また、摂取したたんぱく質を効率的に利用するため、ビタミンやミネラルも重要です。余分なコレステロールを排泄するという面で、食物繊維も大いに役に立ちます。
【薬は?】残念ながら脂肪肝そのものを治療するお薬は現在ありません。脂質の代謝改善のためフォスファチジルコリン(EPL)やパントテン酸(パントシン)というお薬を使うことがありますが、あくまで運動療法、食事療法が主体で、補助的に使用するものです。日々の生活でまずは予防を心がけてくださいね。
【予防法は?】基本的に上記の治療法に同じく、禁酒、適度な運動、適切な食事です。これらは脂肪肝だけでなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症といったいわゆる生活習慣病全体の予防となります。健康診断で見つかる事も多いですから検査はキチンと受けて、ご自分の身体の状態を知って頂く事もとっても大切です。
ティエス調剤薬局グループは、みなさまの健康のお手伝いができるよう、もっともっと情報を更新していきます。
次回をお楽しみに!

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