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ティエスのタネ。

ドライアイについて No,011 ドライアイについて
早いもので2011年もあと一ヶ月となりましたね。
今年最後のティエスのタネ11回目は【ドライアイについて】お話ししたいと思います。
近年、スマートフォンやタブレット型PCの急激な普及で、小さな画面に目を凝らして指を上下左右に滑らせている人たちを目にする事が多くなりました。それだけお仕事でも、プライベートでも、PCは欠かせない存在になっていますね。
もちろん私も例外ではありません。そんな私たちと切っても切れないのが、今回お話しする【ドライアイ】です。ドライアイといっても単に『目が乾くだけ』なんて思っていませんか?日本ではすでに800万人以上の患者さんが居るといわれる立派な目の病気のひとつなんですよ。
今回はこの【ドライアイ】について様々な原因や治療法とともにお話ししたいと思います。

ドライアイとは?

ドライアイというと『涙が出ない(出にくい)』と考えがちですが、涙の量が十分でも、涙の質が低下する事によって目の表面を潤す力が低下した状態も、涙腺から産生される涙の分泌量が減ること(涙の量が減ること)と同様にドライアイといいます。
また、目の乾燥感だけではなく、「眼が重たい感じがする」「目に異物感がある」「目のまぶしさ」「目の疲れ」「眼がゴロゴロする」「目の痛み」など、様々な慢性の目の不快感を生じます。涙液は眼球表面の保湿だけでなく、角膜・結膜への栄養を供給しているため、このまま放置しておくと視力の低下を引き起こす可能性があります。 ドライアイは、失明などの重篤な結果をもたらすことは少ない病気ですが、眼球を傷つけることもあり、慢性的な目の不快感や疲れをもたらし、日常生活の質を著しく下げることがしばしば起こります。

ドライアイの原因

ドライアイの原因は様々あり、加齢による涙の分泌量や質の低下、パソコンなどの長時間モニターを見る作業(以下、VDT:visual display terminal作業といいます)や運転は、集中することにより瞬きの回数が減ってしまうことでドライアイにつながります。
ほかにも、冬などにおこりやすい外気の乾燥・コンタクトレンズの長時間使用・照明が暗すぎる、もしくは明るすぎる・睡眠不足・過労・喫煙・抗コリン薬などの使用。また、シェーグレン症候群という、涙腺・唾液腺に対する自己免疫疾患なども強いドライアイを引き起こす原因となっています。

ドライアイの治療

ドライアイについて 症状が軽いものは市販の点眼液(目薬)で症状が緩和されるものがほとんどで、例えば、人口涙液(ソフトサンティア・マイティアなど)などを使用します。また、医師より処方される点眼液ですと、眼に潤いを与える作用のあるヒアルロン酸製剤(ヒアレイン・ティアバランスなど)や、最近(2010年)発売された水分分泌促進点眼剤(ジクアス)の使用も効果的です。
点眼液の使用以外にも、長時間のVDT作業や運転を避け、適度に休みを取る。コンタクトレンズの装用を減らす・眼の保湿を図るために加湿器を使用する・エアコンに直接当たらない、保湿機能がある場合は利用する。メガネの周りに覆いを付けることなども目の周りの湿度を上げるのに有効です。
それでもドライアイの症状が進行すると、涙の出口である涙点に栓(涙点プラグ)をして、涙の生理的な排出を人為的に遮断し、涙を目の表面に溜めることによりドライアイの症状を軽減させるような治療が行われる事もあります。

最後に…

ドライアイは市販の目薬の使用も有効ですが、市販の目薬は、一般的に複数の成分が含まれており、複数の症状への効果が期待されるものですので、すぐにご自分に合ったものが見つかるとは限りません。いくつか試されるとよいでしょう。しかし、自覚症状が他の目の疾患と似ているため、できれば眼科医に診察してもらうことをお勧めします。また、治療に使われる点眼薬は、眼科医および薬剤師と相談しながら選択することも可能ですので、納得いく治療を受けることができると思います。

それでは今回はこの辺で。
次回は来年の1月にお会いしましょう!!
それではみなさん、merry Christmas And a happy New Year!!!

参考:日本眼科学会ホームページ薬辞苑ホームページ

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