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ティエスのタネ。

No,012 知っているようで知らない腰痛のおはなし No,012 知っているようで知らない腰痛のおはなし
新年あけましておめでとうございます。
今年も、ティエス調剤薬局グループをよろしくお願い致します。地域安全と健康に徹底してこだわり、医療・介護などあらゆる場面で患者様の思いに応える薬局を目指して、スタッフ一同頑張ります。
さて、新年1回目のティエス調剤薬局ティエスのタネは『腰痛について』です。
4足歩行の動物とは違い、二足歩行で生活をするわたしたち人間にとって切っても切れないものの一つが腰痛です。腰痛について厚生労働省の報告によると、男性が1位・女性では2位と多くの方が訴える症状とされています。おそらくティエスのタネをご覧のみなさんの中にも、まさに現在、腰痛に悩まされている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
こんなに多くの方が悩まされている腰痛ですが、なんとその80%以上は原因がはっきりと特定できていません。今回のティエスのタネは、みんなが知っているようで知らない腰痛についてくわしく学んでいきたいと思います。

腰痛とは?

『腰痛持ち』なんて言葉をよく耳にしますが、実は腰痛という病名は無く、腰部を主とした痛みや、ハリなどの不快感といった単なる症状の総称を腰痛と言います。
腰痛の原因の多くは骨や筋肉の異常によるものですが、中には尿路結石や解離性大動脈瘤など内臓の異常によるものもあります。このように腰痛の原因を診察やレントゲンなどの画像診断から特定できるものは『特異的腰痛』といい、原因が特定しにくいものは『非特異的腰痛』といわれます。いわゆる『腰痛持ち』の方にみられる腰痛症というのは、後者の『非特異的腰痛』に分類されます。
また、発症からの時間経過により、急性/慢性腰痛に分けられます。しかし、これらにはっきりとした定義はありません。一般的には3ヶ月以上続く腰痛を慢性腰痛と言うことが多く、急性腰痛のほとんどは1〜2週間で痛みが改善されるようですが、再び痛みだす可能性もあります。

腰痛の治療法は

腰痛の治療法は、整体・鍼灸・ストレッチ・外科手術など様々な方法がありますが、その中でも主な治療法のひとつに薬物治療が挙げられます。薬物治療で期待されることは、すみやかに痛みを取り除くことにあります。 ここで痛みについて少しお話ししておきましょう。腰痛に限らず、人が感じる痛みは主に以下の3種類に分類されます。
●侵害性の痛み
 ケガや火傷、骨折などをした時に損傷を受けた場所から刺激を感じることで起こる痛み。
 例)うずくような、鋭い、ズキズキする痛み
●神経障害性の痛み
 神経が損傷されることにより、引き起こされる痛み。
 例)しびれ感や刺すような痛み
●心因性の痛み
 病的な原因がない、あるいは原因があったとしても、それ程の痛みを起こさないにもかかわらず、
 心理的な原因によって引き起こる、または増幅される痛み。

知っているようで知らない腰痛のおはなし このような痛みの種類や急性・慢性を考慮し、薬物治療は行われています。薬物治療に用いる主な薬剤には、いわゆる『痛みどめ』と言われて使用されている非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)、ステロイド薬・末梢性神経障害性疼痛治療薬・医療用麻薬・麻酔薬などがあります。また、昨年の7月には適応症に慢性疼痛(がん性は除く)が入った解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンと弱オピオイド鎮痛薬のトラマドールとの合剤も発売されました。合剤にすることで短時間・長時間に効果が期待され、これにより治療の選択肢はさらに広がりました。

腰痛と一言で言っても、人によって痛みの種類・原因も様々で複雑です。しかし、はっきりと言えることは、痛みは体が発する何らかの異常のサインということです。腰痛がでてきたら、早めに専門医へ受診することをおすすめいたします。そうして痛みをうまくコントロールすることで、日常生活にできるだけ支障なく過ごすことも可能ではないでしょうか。

最後に

今年もティエスのタネでは、みなさんの心にすこし役立つ「タネ」を撒くべく、様々なテーマを取り扱いお話ししていきますのでよろしくお願いいたします。
それでは、今回はこの辺で。
次回もティエスのタネをお楽しみに。

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